2022年9月18日日曜日

0.96 inch IPS LCD 80 x 160 (ST7735S)

0.96 Inch LCDをRaspberry Piと接続してRetroPieで使用してみました。


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0.96 inch LCD Display Module



安価で小さな液晶を探していたので、この液晶を購入してみました。




0.96 inch LCD と パックマン筐体
0.96 inch LCD と パックマン筐体


2022年4月にックマンミュージアム+ ミニチュアコレクションというカプセルトイ(ガチャガチャ)が発売されるとのことで現物を見ないまま内蔵できる液晶を探していたところ、この液晶を縦使いすれば収まるかなと思い試してみることにしました。

しかし現物の筐体を見て思いの外パックマン筐体が小さかったことと、画面の部分の出来が今一つでしたので今回は断念することにしました。
もしかしたらまた気が変わるかもしれませんが…





0.96 inch LCD Display Module(裏面)
0.96 inch LCD Display Module(裏面)


用意したLCD


テスト機材
Raspberry Pi 4 [retropie-buster-4.7.1-rpi4_400.img.gz]



GND → PIN20(GND)
VCC → PIN17(3V3:power)
SCL → PIN23(GPIO11:SPI_SCLK)
SDA → PIN19(GPIO10:SPI_MOSI)
RES → PIN13(GPIO27)
DC → PIN22(GPIO25)
CS →  PIN24(GPIO8:SPI_CE0)
BLK → PIN18(GPIO24)



今回はWaveshareのドライバーを利用します。



fbcp-ili9341をダウンロード
sudo apt-get install cmake -y cd ~ git clone https://github.com/EngineerWill/waveshare_fbcp.git cd waveshare_fbcp


ビルド
mkdir build cd build cmake -DSPI_BUS_CLOCK_DIVISOR=20 -DWAVESHARE_0INCH96_LCD=ON -DBACKLIGHT_CONTROL=ON -DSTATISTICS=0 .. make -j


/etc/rc.localに追記
sudo vi /etc/rc.local sudo /home/pi/waveshare_fbcp/build/fbcp & exit 0


再起動
sudo reboot


※設定変更時はディレクトリを削除後ビルドから
cd fbcp-ili9341 rm -rf build



/boot/config.txtを変更(0.96inch LCD専用)
sudo vi /boot/config.txt #framebuffer_width=160 #framebuffer_height=80 hdmi_group=2 hdmi_mode=87 hdmi_cvt=160 80 60 1 0 0 0 hdmi_force_hotplug=1



/boot/config.txtを変更(外部液晶兼用)
sudo vi /boot/config.txt #framebuffer_width=160 #framebuffer_height=80 hdmi_group=2 hdmi_mode=87 hdmi_cvt=640 320 60 1 0 0 0 hdmi_force_hotplug=1





RetroPieメニュー画面
RetroPieメニュー画面




ゲーム画面(4:3)
ゲーム画面(4:3)


解像度的にフォントの大きなUIを使用しても文字は読みにくいので、外部液晶を使用しました。
写真が余りよくないのでここまでで見にくいわけではないが、ゲーム画面も余り綺麗とは言えないような気がします。
当初の予定通り液晶を縦使いした上で表示させたら、さらに潰れるかもしれませんね。








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