2019年10月2日水曜日

UFBでアケコンを作成 (その2)

UFB(Universal Fighting Board)を使ってアーケードコントローラーを作成の続き
今回はBrook RETRO BOARDを組み込んで見る


[前回記事]
UFBでアケコンを作成 (その1)




Universal Fighting Board(以下、UFB)を既成のアケコンに組み込む(その2)




RETRO BOARD
RETRO BOARDと取り付けキット

用意したBrook RETRO BOARDUFBと共用するためのパーツ。
Arcade Shockで購入。



左:ソケット   右:ボタン
左:ソケット   右:ボタン

アケコンの側面にUFB用のUSBソケットとRETRO BOARD用のRJ-45ソケットを取り付ける。
反対側にはPS4で使うボタン3個とTURBO KEYを取り付け。
このあとにTURBO LEDも取り付けた。

これらはメタルラックのゲーム台に合わせて位置を決定している。





UFBとRETRO BOARD
UFBとRETRO BOARD

ケーブルの長さに合わせてUFBRETRO BOARDを取り付ける。
その中間にMULTIPLIER BOARDを取り付けてUFBRETRO BOARDをアケコンのコントローラーを共用化する。
実はこの写真、中央の20ピンのハーネスを反対向きに取り付けていたため動作がおかしかったので後に修正しています。

正直UFB+RETRO BOARDの取り付けのベースにこのアケコンを選んだのは失敗だったかもと思っている。
筐体内の高さもこの中間の部分のせいで狭いのもそうだが、側面に取り付けたソケットやボタンの逃がしを加工するのが面倒であった。




配線を行った状態
配線を行った状態

アケコンの筐体がスケルトンなので、底板を外した状態で写真を撮ってみた。
内部の状態は、結構ギリギリの状態に。
上からみてもスケルトンの部分から汚い配線がみえてちょっとかっこ悪い。




ソケット側
ソケット側

UFB用のUSBソケットとRETRO BOARD用のRJ-45ソケット。



ボタン側
ボタン側

PS4で使うタッチパッド用ボタン3個とTURBO KEY
TURBO KEYの左側にTURBO LED
ホームパネル交換用基板にはタッチパッドの機能があるようだが、結局追加でつけてみた。

アケコン筐体のPlayer LEDは一人用として使うことが多いため、RETRO BOARD側に取り付けることにしてみた。
RETRO BOARD用のケーブルは安かったので某ショップに注文したのだが、不安になるくらい時間がかかったが無事送られてきた。

PS4Xbox OneXbox360ドリームキャストセガサターンのみ動作確認したが特に問題はなかったが、ボタンの配置がわかりにくいのが難点だな。
次回はレバー、ボタンを交換してみたいと思う。


[追加記事]
UFBでアケコンを作成 (その3)


6 件のコメント:

  1. retro boardとUFBをアケコンに組み込んで、あのどさんと同じようなものを作ろうとしています。
    質問ですが、retro board と UFBの選択はジャンパではなくSTART・SELECT同時押しで行っていますか。
    たとえばPS4と接続する場合、UFBを有効化するためSTART・SELECT・中Pを押しながらケーブル接続するのですか。

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    1. RETRO BOARDのJ2はOpen(Retro優先)で使用していますがRETROとUFBは特に意識して切り替える必要はないです。
      同時に刺しては使用していませんのでUSB側の使用でUFBが、RJ45側でRETRO側が使用できます。
      PS4との接続ですがUSBを刺すだけで本来なら自動で使用できるようですが、私の環境だとUSBを刺してからホームボタンかR1を
      押して認識する必要がありました。
      XSXならそのままUSBを刺すだけで使用できます。
      SwitchやMDミニは手動接続が必要となりますが、普通にUFBの接続方法(中Pだけとか)だけで良いと思います。

      試しにUSB側にPS4を、RJ45側にPS2を同時に刺してみたところレバー・ボタンが切替ではなく同時に入力できてしまいました。
      そもそもRETROの[Start+Select]が何のための機能か良くわかっていなかったりします。
      ※UFBはファームを上げていますが、RETROはファームを上げていませんので動作が違うかもしれません。

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    2. ご回答ありがとうございます。UFBとRETRO BOARD両方からケーブルを出す場合は選択の意味はないのですね。

      RETRO BOARDの解説書によると、両ボードを共存させる場合はUFB側コネクタは使わずすべてRETRO BOARD側のRJ45コネクタで事足りるということなのです。
      例えばPS4で使いたい場合はSTART+SELECT押しでUFBを有効化させるが、データ通信はRETRO BOARDのRJ45から行われるというものです。

      コネクタを一本化できれば取り回しがいいのでそうしたいのですが、本来UFBのUSBコネクタで通信するものを、RETRO BOARDの中を通って出ていくわけですから、遅延の原因にならないかが気になります。
      この点srpjに問合せしましたが回答得られず。
      あのどさんはどう思われますか。

      ちなみに次の両ボード共存レビュー動画でその解説があります(2:05あたりからUSBポートはオプションとの説明あり)。
      https://youtu.be/Ob2Nr43SW1o?t=125

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    3. USB-RJ45ケーブルを使ってすべてRJ45コネクタから入力を行う訳ですね。
      正直その発想はありませんでした。

      実は一度も使ったことが無かったのですが、USB-RJ45ケーブルは所持していましたので少し試してみました。
      以下はすべてRJ45コネクタ側のみの結果となります。
      ・J2:Open
      (Start+Select)を押しながらゲーム機を接続。
      XSX…使用可
      PS4…使用不可(+中Pも)
      イーグレットミニ(MDミニモードで)…使用不可
      #私見ですが(Start+Select)以外の手動選択ボタンは受け付けていないようです。

      ・J2:2-3
      UFB優先なのでそのままゲーム機に接続
      XSX…使用可
      PS4…使用不可(+中Pも)
      イーグレットミニ(MDミニモードで)…使用可(弱P+弱K)
      #これも私見ですがUFB優先ならUFBの手動モードも受け付けるようです。

      只解らないのがUSB-RJ45ケーブルだと結局PS4は動作しませんでした。
      教えて頂いた動画ではPS4で動作しているようなのでやり方が違うのかもしれません。
      今回UFB側のファームは上げたのですがRetoro側のファームのリンクが切れていて
      上げていませんので入手できたらまた試して見たいと思います。

      遅延に関しては多分USBをスルーしているだけなので個人的にはそこまで気にする必要はないとは思いますが
      計測器等ないですし、そもそもそんなに上手い方ではないので当てにならないかも(笑)

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  2. 毎度検証に付き合っていただき感謝します。
    遅延は気にしなくてもよさそうですね。しかしPS4使用不可とは心配になります。
    RETRO BOARDはファームウェアの確かver.1.4(最新)に不具合があると言われており、現在ダウンロードリンクが切れているのはそれと関係があるものと思われます。
    https://arcadeshock.com/products/brook-retro-board
    上記のPS4問題もそれが原因であればまだ救いなんですが。
    BrookのウェブサイトからRETRO BOARDが抹殺されているのはやや気がかりです。

    私の環境ではようやくRJ45-USBケーブルが入手でき、PCで初めて共存を試すことができました。
    ジャンパあり・なしとも、UFBアクティブだとすべて正常なのですが、RETRO BOARDアクティブでは
    なぜかスティック左のみききませんでした。
    ボタン・スティック信号にはUFBの青端子台を使用し、UFB・RETRO BOARDの20ピンを
    フラットケーブルで接続(Vcc除く)、4ピンを接続しています。MULTIPLIER BOARDは未使用です。

    UFBのファームウェア更新やPS4との接続など引き続き検証していきます。

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    1. 情報ありがとうございます。
      ファームウェアはそんな事情があったのですね。
      ただ公式にも過去ファームを含めて存在しないのがなんとも…

      もし宜しければまた色々教えて下さい。

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