今回はPCアングラ情報機関誌、パソコン黙示録 。
パソコン黙示録 (書籍)
(内容を読めば詳しい年代がわかるかもしれませんので時間があるときにでも)
パソコン黙示録 創刊号、創刊2号 |
当時The BASICと言う雑誌があり、雑誌名とは裏腹に結構アングラ寄りの記事も載っていた。のちのバックアップ活用テクニック(ゲームラボ)に近い感じだったかな?
そのThe BASICの裏情報担当だったライターが立ち上げた機関誌がこのパソコン黙示録だったと思う。
主にPC業界の裏情報を載せるため、一般流通の書店販売は行わず日本マイコニスト連盟の会員のみに配布されたというのが大きな特徴で現物を見た方も少ないのではと思う。
パソコン黙示録 創刊号 目次 |
パソコン黙示録 創刊号 内容の一部 |
実際の内容はPC業界の裏情報が3割くらいで、残りの殆どが市販ソフトのプロテクト解除法が掲載されていた。
広告は主にレンタルショップ(市販のソフトウェアを貸し出す店が当時は存在した)とコピーツール(市販のソフトウェアのバックアップを取るプログラム)であった。
パソコン黙示録 創刊号 裏表紙 |
パソコン黙示録の入手には日本マイコニスト連盟への入会が必要であるのだが、その会費が高額だったため会員数は伸び悩んだと思われる。
◎日本マイコニスト連盟 会費
・入会金…10000円
・月会費…2000円(1年分24000円を先払い)
の34000円必要で機関誌の発行は隔月だった。
パソコン黙示録 創刊号~第12号 |
現在のようにネットが発達している訳ではなく市販されている書籍以上の情報を得るのは難しかったため、当時はとても興味深い雑誌だったと思う。(真偽は別にして)
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