以前スイッチ交換に失敗して動かなくなったG500マウスを修理してみました。
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Logicool Gaming Mouse G500 修理
Logicool(Logitech) Gaming mouse G500を修理してみる。
G500は内部の基板が上下で構成されており、その接続がはんだ付けしてあるためスイッチ交換の際には分離する必要がある。
大体G500のスイッチ交換で失敗するところはスイッチ部では無く、この基板を分離させるところが難しいため失敗することが多い。
特にはんだ吸取器などの工具が無い場合は結構難易度が高いと思う。
以前、チャタリングを起こしたG500のスイッチ交換を試みた際にこの部分のはんだ除去に失敗して動かなくなったマウスがある。
恐らく基板のパターンまで壊してしまって動かなくなったのだと思う。
AliExpressを眺めているとマウスの修理用部品が結構あったので今回修理を試みることにした。
[今回用意した部品] ※価格は購入時
・Mouse Upper Motherboard for logitech G500 (811円+送料401円)
・Microswitch D2FC-F-K (50M)-RZ (369円)
[役に立ちそうな部品] ※価格は調査時
・Logitech マウスホイールローラースプリング (104円)
あとG500では見つからなかったが、外装パーツもあるようだ。
G500の上基板、表(右側が新たに購入したもの) |
右側が今回購入したG500の上基板の表面となる。
黃丸部のエンコーダとスイッチが購入した基板についていないので移設するとこにする。
G500の上基板、裏(右側が新たに購入したもの) |
右側が今回購入したG500の上基板の裏面となる。
今度は逆に購入した基板に最初からヘッダーピンソケットが付いていたのでこれはそのまま使用することにした。
下手に取り外そうとするとまた失敗しそうなので。
G500 マウス下基板 |
元のG500の下基板。
ヘッダーピンが取り付けられており本来はこの部分が上基板とはんだ付けされている。
当初は下基板のヘッダーピンを短いタイプに取り替えようと考えていたが、はんだ除去で基板を壊しそうな事と上基板は購入できるが下基板は部品としては売っていなかったので壊したときに面倒だから(ジャンク等を手に入れる必要がある)最初から付いているヘッダーピンをカットして使うことにした。
下基板のヘッダーピンをカット |
下基板のヘッダーピンをカットしてマウスの下部ケースに取り付けたところ。
少し短くカットしすぎたようだが問題なく動作できているようだ。
メリットとして、上基板のみ取り外せるようになり今後のスイッチ交換が格段に楽になるのではないかと思う。
OMRON D2FC-F-K (50M)-RZ |
購入した上基板に付いていたスイッチはD2FC-F-7N(10M)だったが、D2FC-F-K (50M)-RZと交換してみた。
RAZERのマウスに使われている高耐久のものらしい。
D2FC-F-K (50M)-RZ に交換 |
マウスの上基板をつけたところ。
AliExpressではマウスに使えるスイッチの種類が沢山あり、どれが良いのか一概には言えないが色々試してみるのも面白いと思う。
修理が完了したG500 |
ケースを取り付けて完成。
壊れて(壊して)ジャンクになっていたG500が復活しました。
やはりこの形状が手に馴染みますな。
マウスのスイッチを交換した為かクリックは少し固めになり、クリック音も大きくなったようだ。
静音を目指す人はこのスイッチでは無いほうがいいかもしれませんね。
Logitech MX518
G500 と MX518 |
日本では未発売?ですがMX518が2018年に復刻版がでており、現在でも新品が購入できます。
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