Raspberry Pi4にPWMオーディオを設定してみたのですが、思いのほかハマったのでメモを残しておきます。
Raspberry Pi4にPWMオーディオ
アンプとスピーカー |
結論から先に書くと簡単です。
それこそRaspberry Pi3よりも簡単でした…が、かなり手こずりましたので自分メモを残しておきます。
そもそも何で上手くいかなかったと言うと、Raspberry Pi3の設定と同じやり方で進めていたのですが使っていたアンプの故障と切り分けができていなくハード、ソフトのどちらに問題が
あるのかがはっきり判らなかったからになります。
そこでPWMオーディオが実働する環境でアンプ(+スピーカー)には問題が無いという結論まで時間がかかり余計な手間をかけていたことと、Raspberry Pi3用の環境設定を残したままテストしていたことです。
[前回記事]
そもそもRaspberry Pi4ではPWMの扱いが変わっていたようで、Raspberry Pi3の設定方法をいくら試してもだめだと言うのがわかるまで時間がかかりました。
まず初めに行うことはRaspberry Pi4のファームウェアのアップデートとなります。
初期の頃のRaspberry Pi4はGPIOの修正が必要となります。
(GPIO18,19だけかも?)
そこでRaspberry Pi4のファームウェアのアップデートを行って下さい。
PWM Audio |
次にGPIOからオーディオ出力を取ります。
今回は以下の接続としました。
VCC → PIN2(5V:power)
GND → PIN14(GND)
L → PIN32(GPIO12:PWM0)
G → PIN34(GND)
R → PIN33(GPIO13:PWM1)
※LRの向きは間違っているかも?
/boot/config.txtに追記
sudo vi /boot/config.txt
dtparam=audio=on
audio_pwm_mode=2
dtoverlay=audremap,pins_12_13
これだけの設定で再起動すれば普通に音が出ました。
ここに辿りつくまではそれ程時間はかからなかったのですが、以前のRaspberry Pi3での設定方法で上手くいかなく色々変更を加えたSDカードでこの設定をしても音が鳴らず結局新たにシステムを再インストール(retropie-buster-4.7.1-rpi4_400.img.gz)したSDカード使用したら簡単に音が出ました。
いじりすぎて何がだめだったかはわかりませんが、だめな時は一度再インストールからが結局近道になることを改めて痛感しました。
[2022.03.11 追記]
オーディオ出力はHDMIからHeadphoneに切り替えること。
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