PHYEE 7805C Car Radio

カーオーディオのPHYEE 7805Cを取り付けてみました。

PHYEE 7805C Car Audio

2年ほど前にAliExpressのセールで購入したカーオーディオですが、取り付ける車も無く放置していたのですが取り付ける車が出来たので今回使用することにしました。

※現在でも同型番の製品が売っているようですが、中身が変わっている可能性はありますので参考程度としてください。

PHYEE 7805C

PHYEE 7805C [AliExpress]

主な仕様

・4.1インチタッチスクリーン 

・FMラジオ

・Bluetoothオーディオ再生

・SDカード、USBメモリからのオーディオ・ビデオ再生

・外部入力からのオーディオ再生

・リアビューカメラ

細かい仕様は販売ページを見てください。

この仕様で新品が4000円程度で購入できるのは驚きです。

面白そうだったので購入したのはバックカメラ付きでしたが、今回バックカメラは取り付けてはいません。

まずは車に取り付ける前に家内で動作検証をしてみました。

日本語のサポート

販売ページには書かれていませんでしたが、日本語もサポートしているようです。

但し一部怪しい翻訳があったり、曲名やアーティスト名の漢字表示の一部が表示されないことがありました。

ラジオエリア設定

海外のカーオーディオを使用する際、一番気になるのはFMラジオのバンド幅だと思います。

幸いなことに今回の7805Cではラジオエリア設定で日本を選択することができました。

FMラジオのバンド幅変更後

ラジオエリア設定で日本を選択することにより、本来のバンド幅87.5～108.0から76.0～90.0に変更することが出来ました。
これで通常の日本のFMラジオを受信することは出来るようになりますが、ワイドFM(90.0～94.9)がメインの受信ならラジオエリア設定の変更無しでもいいかもしれませんね。

FMコンバーター

余談になりますがFMバンド幅が合わない海外製のFMラジオを使用する際、今回みたいなエリア設定の出来ないFMラジオを使用したい場合はFMコンバーターを使うことによりFMラジオが聴けるようになります。

また国内仕様でも古いFMラジオでワイドFMが聴きたい場合にも使用することができます。

※今回FMコンバーターは使用していません。

車両への取り付け

MC21Sへの取り付け

今回は古い軽自動車(MC21S)に取り付けてみました。

カーオーディオと車両への配線はこの車種用のオーディオハーネスを購入して取り付けました。

一番苦労したのは本体の取り付けで、日本国内の規格と若干合わない？のか1DINの取り付け側のサイズは良いのですがオーディオパネルが大きすぎてセンターパネルを後からはめ込むことが出来なかったため、センターパネルを先に取り付けて上からオーディオをはめ込んでいます。

それでもオーディオパネルの内側が干渉するため収まりが良くなるよう、オーディオパネルの内側を削りました。

オーディオは上から差し込んでいるだけでネジ固定はしていませんが特にぐらつきもなく固定されているのでこのまま使用することにしました。

少し使用してみての感想ですが、SDカードやBluetoothオーディオ再生は特に問題無く音質も悪くはありませんでした。

動画再生に関してはそれほど良い液晶ではない上にSD程度の解像度しか再生できませんでしたのでおまけ程度と思ったほうが良いでしょう。

どちらにしても今回の取り付け位置だと動画再生は視認性が悪いので用途はなさそうですが。

あとタッチパネルの感度やレスポンスが良くないので連続再生なら良いのですが、手動で曲を色々変えたい用途には向かない気がします。

連続再生はSDカード(USBメモリ)、単発切替再生ならスマートフォンからのBluetoothオーディオ再生が良い感じでした。

個人的には車内ではほぼFMラジオなのですが、受信感度が少し悪く尚且つ車の充電ノイズ？を拾いやすく不快な点が一番のだめな点でした。

なにか対策を考えてみようとは思いますが…

KENWOOD U585BT

実はPHYEE 7805Cは一週間で取り外しました。

FMラジオの感度が一番の原因となります。

アンプも取り付けてみましたが改善されませんでした。

都会で電波状況が良いとか、FMラジオは使わない運用なら特に不満点は無かったのですが…

KENWOOD U585BT

結局元々持っていたKENWOOD U585BTを取り付けました。

これもかなり古い機種(2013年)ですが最近はカーオーディオを後付することも少なく、特に1DINの高性能モデルは発売されることも少なくなりました。

SDカード(USBメモリ)対応、Bluetooth、日本語表示対応、1DINで絞り込むとかなり対応機種が少ないことがわかります。

将来的にも新製品が出にくいジャンルとなりますので、必要な方はまだそれほど価格上昇してないうちに入手しておくのもいいかもしれませんね。