1.54 Inch LCDをRaspberry Piと接続してRetroPieで使用してみました。
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1.54 inch IPS LCD Display Module
1.54 inch IPS LCD (表) |
1.54 inch IPS LCD (裏) |
テスト機材
Raspberry Pi 4 [retropie-buster-4.7.1-rpi4_400.img.gz]
1.3インチLCDとは違いCSがあります。
1.14インチLCDと同じ配置で使用できます。
GND → PIN20(GND)
VCC → PIN17(3V3:power)
SCL → PIN23(GPIO11:SPI_SCLK)
SDA → PIN19(GPIO10:SPI_MOSI)
RES → PIN13(GPIO27)
DC → PIN22(GPIO25)
CS → PIN24(GPIO8:SPI_CE0)
BLK → PIN18(GPIO24)
fbcp-ili9341をダウンロード
sudo apt-get install cmake
cd ~
git clone https://github.com/juj/fbcp-ili9341.git
cd fbcp-ili9341
ビルド
mkdir build
cd build
cmake -DSTATISTICS=0 -DST7789VW=ON -DSPI_BUS_CLOCK_DIVISOR=10 -DGPIO_TFT_DATA_CONTROL=25 -DGPIO_TFT_RESET_PIN=27 -DGPIO_TFT_BACKLIGHT=24 ..
make -j
180°回転が必要な場合は"-DDISPLAY_ROTATE_180_DEGREES=ON"をビルドオプションに追記すればいいかと思います。
/etc/rc.localに追記
sudo vi /etc/rc.local
sudo /home/pi/fbcp-ili9341/build/fbcp-ili9341 &
exit 0
再起動
sudo reboot
※設定変更時はディレクトリを削除後ビルドから
cd fbcp-ili9341
rm -rf build
/boot/config.txtを変更(iPad2液晶パネル用の設定)
sudo vi /boot/config.txt
hdmi_group=2
hdmi_mode=87
hdmi_cvt=1024 768 60 1 0 0 0
hdmi_force_hotplug=1
特に問題なく使用することができました。
画面の回転等は1.3インチLCDと同様の設定を行えばできます。
LCD部と基板部を分離 |
LCD基板を小さく加工 |
この1.54インチLCDの利点は、LCD部と基板部がコネクタで繋がっているため分離することができます。
私のようにLCD単体で使用するスキルを持っていない場合、利用の自由度が増しますし基板の加工も比較的簡単に行えるようになりますので大変便利だと思います。
(※注) コネクタタイプでは無く、はんだ付けタイプもあるようです
[追加記事]
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