2022年7月16日土曜日

2.4 Inch LCD 240x320 8PIN(ILI9341)

前回とは違うタイプの2.4 Inch LCDをRaspberry Piと接続してRetroPieで使用してみました。


[関連記事]

2.4 Inch LCD Display Module


前回前々回と2.4インチLCDを使用してみたがどうしても表示に納得できなくて違うタイプの2.4インチLCDを購入してみました。





2.4 Inch LCD Display Module
2.4 Inch LCD Display Module


購入したLCD


Deive ICはILI9341のようです。






2.4 Inch LCD Display Module(裏面)
2.4 Inch LCD Display Module(裏面)



今回は始めからにRaspberry Pi 4+と接続してみました。
接続は下記の通りです。

GND → PIN20(GND)
VCC → PIN17(3V3:power)
CLK → PIN23(GPIO11:SPI_SCLK)
MOSI → PIN19(GPIO10:SPI_MOSI)
RES → PIN13(GPIO27)
DC → PIN22(GPIO25)
BLK → PIN18(GPIO24)
MISO → PIN21(GPIO9:SPI_MISO)  ※繋がなくても良い



RetroPieをSDカードにインストールする。
今回は"retropie-buster-4.7.1-rpi4_400.img.gz"を使用。
※SPIはオンにしない。



fbcp-ili9341をダウンロード
sudo apt-get install cmake cd ~ git clone https://github.com/juj/fbcp-ili9341.git cd fbcp-ili9341

ビルド
mkdir build cd build cmake -DSTATISTICS=0 -DILI9341=ON -DSPI_BUS_CLOCK_DIVISOR=12 -DGPIO_TFT_DATA_CONTROL=25 -DGPIO_TFT_RESET_PIN=27 -DGPIO_TFT_BACKLIGHT=24 .. make -j sudo ./fbcp-ili9341
・-DSTATISTICS=0 :オーバーレイ統計の無効
-DILI9341=ON :ILI9341有効
-DSPI_BUS_CLOCK_DIVISOR=12 :表示速度の指定(6~30の偶数)
-DGPIO_TFT_DATA_CONTROL=25 :データ/制御(DC)をGPIO25に
-DGPIO_TFT_RESET_PIN=27 :リセットをGPIO27に
-DGPIO_TFT_BACKLIGHT=24 :バックライトラインをGPIO24に




/etc/rc.localを変更
sudo vi /etc/rc.local sudo /home/pi/fbcp-ili9341/build/fbcp-ili9341 & exit 0

再起動
sudo reboot



※設定変更時はディレクトリを削除後ビルドから
cd fbcp-ili9341 rm -rf build



/boot/config.txtを変更
sudo vi /boot/config.txt disable_overscan=1 framebuffer_width=320 framebuffer_height=240 hdmi_group=2 hdmi_mode=87 hdmi_cvt=320 240 60 1 0 0 0 hdmi_force_hotplug=1





RetroPieの表示
RetroPieの表示




RetroPieが表示できるようになりました。

もちろんRetroPie上のエミュレーターも動作しましたが、前回前々回の液晶と発色等が大差なく基本的な液晶部は同じものだと判断しました。
2.4インチ液晶の発色の良いものがあれば以前作成した1/12 VEWLIX筐体の液晶の入れ替えを考えていましたが、余り変わらないようなので残念ながら今回は見送ることにしました。


[関連記事]


0 件のコメント:

コメントを投稿