ボルネード サーキュレーターが調子悪くなりましたので分解清掃してみました。
Vornadoサーキュレーター(530-JP)の分解清掃
2009年頃に購入したボルネードのサーキュレーターが調子悪くなりましたので、分解してグリスアップしてみました。
Vornado 530-JP |
少し前からAlexa(Echo Show 5)による自室のスマートホーム化を進めていたのですが、その中でボルネードのサーキュレーターが上手くオンに出来ないことがありました。
風量は弱回転で使用していたのですがスマートプラグでオンにしてもモーターが唸るだけで回転できなくなりました。
ボルネードのサーキュレーターはアメリカ製で風量の切り替えが【切-強-中-弱】となるため
手動の場合は強回転してから弱に落とすので問題はないのですが、スマートプラグ制御だと弱回転から始まるので上手く回らないようです。
(※アメリカの家電は【切-強-中-弱】があると聞きました)
これは恐らくほこり等による経年劣化かと考えモーター部をグリスアップすることにしました。
分解清掃するまでは中回転で使用していましたがこれなら問題はありませんでした。
530-JP 注意書き |
本体の注意書きにもあるように本来なら寿命なのかもしれませんね。
新品の購入も考えましたが取り敢えず修理してみてだめなら考えることにしました。
このサーキュレーターを購入したときはまだ余りサーキュレーターが一般的ではなく扇風機をサーキュレーターとして売ってるなんちゃってサーキュレーターが多いときでした。
(これは今でも安いものは、売られているものもあると思います)
風量が足りなかったり、なぜか首振り機能がついていたりで…
そこで替わりになるサーキュレーターを探してみたところこの製品が未だに現役で売られていたのには驚きました。(一部改良されているみたいですが)
VORNADO 530-JP [VORNADO]
VORNADO 530-JPの分解 |
VORNADO 530-JPの分解方法は上記公式ページの取扱説明書にある程度は記載されています。
但しファンを外して清掃するところまでなので取り敢えずそこまでは問題なく進めると思います。
本体のスイッチ |
少なくともモーター廻りは分解したいのですが、配線まで外すと大事になりそうなのでなるべくモーターを浮かせることができるように本体のスイッチを外しました。
ツマミは引っ張れば取れますし、スイッチは六角ナットを外します。
モーターの分解 |
モーターの配線を外さなくてもなんとかベアリングの分解ができるくらいにはモーターを浮かすことができますので、裏からドライバーを差し込んでベアリングの固定ネジを外します。
この際にモーターに差し込んである針金みたいな部品には注意が必要になります。
戻すときにも忘れないように。
ベアリングの清掃 |
ベアリングを取り外したところ後部のベアリングが変形していました。
本来ならベアリングの交換を行うほうがいいのですが、型番が判らないのでそのまま清掃してグリスアップ(KUREグリースメイト)しました。
あとは本体も清掃して組み付けたところ弱回転でも音も無く起動することができました。
しばらく様子を見がてら使用してみます。
※注意
自己責任で分解清掃を行いましたが、直接100Vの電源で使用するモーター等の機器の修理は推奨しません。
普通に買い替えたほうが良いと思います。
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