2020年8月1日土曜日

RGB-Pi

ブラウン管モニタ用にRGB-PIを試してみます。


[関連記事]
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Retropie CRT Edition




RGB-Pi


15Khzモニタ専用のRetroPieの中のひとつで、専用のハードウェア使用でGPIOからゲームに必要なほぼ全ての入出力(映像、音源、コントローラ)を取ることが出来るため、ゲーム筐体や自作コントロールボックス等を簡単に作成することができる。
※専用ハードウェアは下記Wiki参照

今回は専用ハードウェアは使用せず、RGB-Pi OSの使い勝手のみを確認したいためブラウン管接続にはVGA666を代用したため一部の機能が使えないかもしれないので注意。




[今回の使用バージョン]
RGB_Pi_OS_V2_PI3_FINAL_1_S.img .xz

[今回の使用機材]
Raspberry Pi 3B+
VGA666(推奨されませんので注意)

始めにEtcher等でmicroSDカードにイメージを書き込む。


RGB-Pi OSを起動すると画面の色がおかしくなっていると思う。
これはRGB-Piの専用ハードウェアを使用していないからでSDカード内のデータを一部書き換える必要がある。

RGB-Pi OSのSDカードをPCから書き換えを行う。

config.txtの変更
----------------------------------------------------------------------------------
#dtoverlay=pwm-2chan,pin=18,func=2,pin2=19,func2=2 "#"を追加
dtoverlay = vga666  追記
#dpi_output_format=6 "#"を追加
----------------------------------------------------------------------------------

これで再度RGB-Pi OSを起動すると画面の状態は問題ないはず。
ここで問題があるなら別の問題があるかもしれません。





システム言語の設定
システム言語の設定



OPTION画面
OPTION画面



取り敢えず最低限の設定だけしてゲームを起動するとこまでやってみます。


システム言語の設定
OPTION→System→Language
このRGB-Pi OSは珍しくシステム言語を日本語にすることができます。
実際にはひらがなとカタカナのみなのでそこはお好みで。


WiFiの設定
OPTION→Networkから設定
Enable Wi-Fi :on
Wi-Fi Name:SSIDネットワーク名を設定
Wi-Fi Pwd:ネットワークパスワードを設定
Wi-Fi :Wi-Fi IPアドレス

有線接続かWiFiを設定することでRGB-PiのSambaが使用できるようで、PCからRGB-PiのSDカード内にアクセスできるようになります。


UIとかは好みの問題だが、Retropie CRT Editionと比べて簡単にセットアップできるようだ。
RGB-Piの真価が発揮されるのは専用のハードウェアを使用した場合で、それこそJAMMA仕様のアーケード筐体に組み込む場合はとても簡単にセットアップできそうな点が最大のメリットだと思われます(専用ハードウェアを所持していないので未確認)
専用のハードウェア(JAMMA,SCART共)は試してみたいのだがメール注文で且つユーロ払いはハードルが高いな(笑)

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