2019年11月2日土曜日

レトロアップライト筐体にRaspberry Piを組み込む


これまでのTINY ARCADE筐体同様、ヘルメッツ 1/12 レトロアップライト筐体
Raspberry Piを組み込んでみる。


[関連記事]
レトロアップライト筐体の改造
1/12 ニューアストロシティ筐体にRaspberry Piを組み込む (後篇)



ヘルメッツ 1/12 レトロアップライト筐体にRaspberry Piを組み込んで見る



ヘルメッツ 1/12 レトロアップライト筐体にRaspberry Piを組み込んでみるのだが、今回は飾りとして作成するためコントローラ部は取り付けないことにする。
もちろんUSBBluetoothのゲームパッドかキーボードでなら操作はできる。



Raspberry Pi Zeroの内蔵を確認
Raspberry Pi Zeroの内蔵を確認


まずRaspberry Pi Zeroを内蔵するか外付けにするかを決めようと思う。
以前素で作った筐体の完成品で確認してみる。
筐体側面にUSB等の穴を開けるパターンなら余裕を持って取り付けられそうだが、これだと筐体を動作状態で並べることが難しい。(USB電源部だけ別につけるのなら可能かも?)
見栄え的には背面に穴を開けたいところだが、取りつかないことはないがかなりギリギリになる上SDカードの交換も難しくなるようだ。

やはりここはTINY ARCADEの筐体にRaspberry Piを組み込む (その2)と同様、FRISKのケースを背面につけることにする。
まぁRaspberry Pi Zeroの使い廻しができるのが大きいのだが(笑)




1/12 レトロアップライト筐体
ヘルメッツ 1/12 レトロアップライト筐体 タイトーセット


今回用意したもの(金額はAliExpressでの購入価格)
・ヘルメッツ 1/12 レトロアップライト筐体 タイトーセット
・FRISKのケース(黒)
・1インチ小型スピーカー1W(43円[単価])
・40ピン・ヘッダソケット
・40ピン・ユニバーサルプレート(61円[単価])


Raspberry Pi Zero及びRaspberry Pi 3は前回までのTINY ARCADEの筐体にRaspberry Piを組み込む(前篇)で作成したものを使い廻すことにする。




左:筐体外側
左:筐体外側     右:筐体内側

筐体背面にFRISKのケースと40ピン・ヘッダソケットを取り付けたのちプラ板と接着剤で補強した。
補強しておかないとRaspberry Pi取り外しでコネクタが取れてしまう。




左:LCD部上面
左:LCD部上面     右:LCD部下面

筐体にLCDを取り付ける前にLCD基板の一部をカットする。
この筐体はあとから分解しにくいのでLCDはネジで固定しておく。
以前組み込んだ筐体でLCDを両面テープだけで固定したら外れてしまったので、ネジかボンドで固定しておくことをオススメする。

LCD部反対面はアンプモジュールを取り付け、余っていたコネクタを取り付けておいた。

画面の向きが以前作成したTINY ARCADE筐体組み込み時と天地が逆になるので設定変更が必要となる。
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sudo vi /boot/config.txt

display_rotate=3   (1から3に変更)
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LCDのテスト
LCDのテスト

筐体を仮組みしてLCD及びアンプモジュールのテストを行う。
筐体のアクリル部シールの大きさは、元のキットのままだとLCD部が小さいので余分なところまでみえてしまうようだ。
色を塗るか、シールをカッティングシートで小さく作り直すか?



シュラウド
シュラウドもどきを作成

結局簡単に済ませるため筐体パッケージの厚紙を切り抜いて、シュラウドぽくLCDを囲むものを作ってみた。



ユニバーサルプレート取り付け
ユニバーサルプレート取り付け

筐体背面側の40ピン・ヘッダソケットに予めLCDとアンプの配線を済ませておいたユニバーサルプレートを取り付ける。
ユニバーサルプレートを使ったのは、はんだ付けを簡単にするためだけです。
あとこの筐体キットのアクリル部シールだが、以前に作った筐体の銀色部のシールが廻り込んで貼り付ける箇所が剥がれてきたので、今回は裏側をボンドで固定しておいた。




レトロアップライト筐体+ラズパイ
レトロアップライト筐体+ラズパイの完成


仮組み立て状態で動作を確認できたらキット通りに組んで完成!
実は端面の黒い帯状のステッカーは一度も貼ったことがない。



下部から見たところ
下部から見たところ

下面からみたところ余裕があるので、バッテリーを内臓するのもいいかもね。



レトロアップライト筐体背面
レトロアップライト筐体背面

FRISKのケースを取り付けたので若干飛び出すがそれほど目立たないと思う。
只このタイプを2台作って並べるならUSBコネクタの関係で注意が必要。




左:縦画面  右:横画面
左:縦画面     右:横画面

今回使用したLCDは縦横比が1:1だがエミュレーター側で表示領域が変わる。
縦画面と横画面の表示領域を比較してみた。
エミュレーター毎に変わるのだが、これはIr-MAME2003のデフォルト設定。



左:標準キット(シール)  右:今回作成(LCD)
左:標準キット(シール)  右:今回作成(LCD)


レトロアップライト筐体の標準組立状態との比較。
若干画面位置が高くなっているが画面の大きさは比較的近い。



左:ノーマル 中:今回作成 右:TINY ARCADE
左:ノーマル 中:ラズパイ 右:TINY ARCADE

なんだかんだでレトロアップライト筐体を3つも購入してしまった。
:今回作成したRaspberry Pi仕様


TINY ARCADE筐体作成時と比べてコントローラーを取り付けてないので配線は簡単だったし、元のパーツがバラバラの状態なのでその点は楽だったが思ったより内部の高さが取れなかったが(モニター面がねているため)USB電源用のコネクタは別につけておけば良かったと思う。
あと一度組み立てたら分解しにくいのが難点かな。



Raspberry Pi 3を接続
Raspberry Pi 3を接続

Raspberry Pi 3を接続してみる。
画面の向きが以前作成したTINY ARCADE筐体組み込み時とは天地が逆になるのでRaspberry Pi Zero時と同様の設定をする。








Raspberry Pi 3接続時の動作を動画に撮りました。
レトロアップライト筐体の年代とは違いますけどね(笑)



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