以前購入したLP097X02(iPad2液晶パネル)モニターに、VGA入力端子が付いたものを購入しました。
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9.7インチ 1024X768 モニター (VGA端子仕様)
少し前にも似たような見出しの記事を書いたので何が違うんだ?と思われるかもしれませんが、前回はiPad3以降の2048X1536液晶で今回はiPad1/2で使われている1024X768液晶になります。
この液晶モニターには型番が無いので便宜上、iPad1液晶(1024X768)、iPad3液晶(2048X1536)と表記していますが実際にはiPad1液晶はiPad1か2どちらかのパネル、iPad3液晶はiPad3以降のパネルだと思われます。
・9.7inch 1024X768 Portable Display [AliExpress]
※iPad3液晶(2048X1536)と比べて1500円位安く売っていますが、ACアダプター・ケーブル・スタンドは付属していませんので注意が必要です。
今回はVGA端子側のみのテスト結果を記載します。
セガサターン 15kHz 縦画面 |
セガサターンをRGB21pから複合同期信号を同期分離するLM1881N内蔵ケーブルで接続します。
iPad3液晶(2048X1536)同様、15kHz入力も受け付けるようです。
前回取り付けたスタンドは、こちらの液晶に付け替えました。
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1024X768液晶の基板 |
分解して基板を確認しました。
ロットにより基板が変更になれば、今回のような結果にはならないかもしれません。
左:iPad3液晶 右:iPad1液晶 |
外観上の違いはまったく無いようです。
恐らくケースは同じものを使用していると思われます。
1024X768液晶 OSDメニュー |
外観上の違いが無いので一番区別をつけやすいのはOSDメニューとなります。
iPad3液晶(2048X1536)とは明らかに違うOSDメニューでした。
但し未確認だが一部iPad3液晶のこのOSDメニューが出る個体があり、それらは15kHzを受け付けない個体との情報があります。
上:今回のiPad1液晶(1024X768)
下:iPad3液晶(2048X1536)
これでもiPad1液晶は輝度50%でiPad3液晶は輝度100%に設定してあるのですが、明らかにiPad3液晶のほうが暗いようです。
これはパネルの違いより内部基板の違いが大きいようで個体(ロット)によってiPad3液晶にも明るいタイプがあるようです。
もし基板の情報がわかれば、交換して試してみたいとは考えています。
実はiPad3液晶(2048X1536)のVGA端子タイプをもう一枚所有していますが、こちらも余り明るく表示されませんでした。
但しこれらはHDMI表示だと特に問題にはならないようです。
RetroVGenテスト
RetroVGenで表示テストを行いました。
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RetroVGen |
テスト環境はRetroVGenとVGA分配にROOTYを使用しました。
上:iPad1液晶(1024X768)
下:iPad3液晶(2048X1536)
RetroVGen表示テスト 0~3 |
RetroVGen表示テスト 4~7 |
RetroVGen表示テスト 9(iPad1液晶) |
基本的にはiPad1液晶(1024X768)とiPad3液晶(2048X1536)のRetroVGenテストには殆ど差はありませんでした。
只、iPad3液晶(2048X1536)では受け付けなかったモード9のPAL信号がiPad1液晶(1024X768)では表示できました。
実用になるかは未確認ですが…
[追記:テストモード]
テストモードにはMENUボタンを押しながらPOWERボタンをオンすることで入れます。
テストモード |
このタイプの基板は色々ステータスを見ることができるようです。
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