2019年7月14日日曜日

TINY ARCADEの改造 (その2)

前回、TINY ARCADEの改造を行ったのだが、もう少し簡単に作成出来る方法を試してみたいと思う。

前回の記事
TINY ARCADEの改造

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TINY ARCADEの改造 (DIPスイッチ無し)


今回はDIPスイッチを使わないゲームの切り替えのみの改造として、USB電源化とデモモードのスリープ対策は行わない。
筐体側の改造は一切無しの方向で進める。

レトロアップライト筐体作成時に取り外したコントローラー部を見てみる。
(これはこれで何かの作成に使えそうですね)


コントローラー部
TINY ARCADEのコントローラー部

単純なスイッチのようです。
また前回制作したDIPスイッチ仕様のTINY ARCADEを起動中にDIPスイッチを切り替えてもそのままゲームが継続することを踏まえると、電源起動時だけ内部の基板上ジャンパが繋がっていれば良いと推測した。

そこでコントローラーのスティックと基板のジャンパを繋げてみた。
(※あらかじめチップ抵抗は除去しておく)


スティック部に接続
コントローラーのスティック部に接続


ジャンパ部に接続
基板のジャンパ部に接続


元に戻してから電源を入れてみる。
何も操作しないとセルフチェックが働く。


無操作の状態
無操作の状態


スティック操作をしながら電源を入れるとゲームが始まる。
今回の接続だとこんなパターン。
…ギャラガ
…ギャラガ
…ディグダグ
…フロッガー
この基板のタイプはゲームが3種類しか無いのかな?


スティック右+電源ONでディグダグ
スティック右+電源ONでディグダグ


スティック左+電源ONでフロッガー
スティック左+電源ONでフロッガー

但しスリープに入ったらスティック操作+スタートボタンの解除を行わないとセルフチェックに入ってしまう。
ゲームもプレイしてみたが、特に問題は無いように思う。

筐体側の改造を一切行わないので済むので短時間で完成するのは良いのだが、一々スティック操作を行わないとだめなのは少し煩わしい。
ゲーム用に作成するならDIPスイッチのほうがいいかも知れないが、デモモード放置用ならこちらのパターンでもいいかもしれない。



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